新株予約権は「ワラント」とも呼ばれていて、広い意味ではオプションの一種です。  ワラントは、コール・オプションとよく似ていますが、コール・オプションは市場で投資家同士が取引するもので、ワラントは資本増強のために会社自体が発行するという点で異なっています。  また、オプションの寿命は数ヶ月程度ですが、ワラントは権利行使までに数年の猶予があります。  ちなみに、日本の証券会社が扱っている「カバード・ワラント」というのはまた別物です。