日本に株式オプションの新市場を設立、2009年にも

大阪証券取引所とインターナショナル・セキュリティーズ取引所(ISE)が株式オプションの新市場を2009年に共同設立することに合意しました。

ISEは一日平均で300万枚以上のオプション取引を扱っており、株式オプションの取引高では米国最大。 大証はISEのノウハウを利用することで、投資家が取引しやすいオプション市場の確立を目指します。

現在、大証で取引可能な株式オプションは130銘柄に限られており、一日に千枚ほどの取引高しかありません。 ISEとの提携により、大証は将来的に1,000銘柄の株式オプションを上場する計画です。

一方、NYSEユーロネクストとシカゴ・オプション取引所(CBOE)が東京証券取引所と共同でオプション市場を設立する意向であることも判明。 低迷が続いている日本の株式オプション市場ですが、今後は市場環境が一変する可能性も出てきました。

参照: NIKKEI NET