米ナスダック、政府救済指数のオプション取引を導入

ナスダック市場を運営するナスダックOMXグループは23日、同社が今月から公表を始めた「政府救済指数」のオプション取引を導入すると発表しました。 週明けの26日から取引スタートとなる予定です。

政府救済指数(Government Relief Index)とは、米国政府から10億ドル以上の公的資金を受け入れた24社の株式で構成される株価指数のこと。 シティグループやモルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス、ゼネラル・モーターズ(GM)などが構成銘柄に入っています。

投資家は今後、これらの「不良銘柄」の値動きに対してオプショントレードを行えるようになり、経営再建の先行きに対するヘッジや期待買いといった選択肢が広がります。

参照: ロイターニュース