米国の証券オプション取引高、9月は前年比4.0%減

米国の証券市場における9月のオプション取引高は一日平均で1,438万枚となり、前年同月に比べて4.0%減少しました。(前月比では11.6%増)
オプション取引高が前年同月を下回ったのは4ヶ月連続となります。

先月の米国株式市場は9月としては71年ぶりの上昇率を記録し、1カ月の上昇率としても、2002年10月以来の大幅な上昇となりました。 その一方で出来高は伸びておらず、第3四半期(7―9月)の出来高は第2四半期を25%下回っています。

個別株オプションの取引高トップ5は、Citigroup (C)、Apple (AAPL)、Bank of America (BAC)、Microsoft (MSFT)、Arena Pharmaceuticals (ARNA)の順となりました。
Arena Pharmaceuticals (ARNA)のダイエット薬品がFDAの認可を取り下げられるとの報道が伝わり、同社の株価は40%急落。 その過程でオプション取引が急増しました。

参照: ISEプレスリリース(PDF)
CBOEプレスリリース