米国の証券オプション取引高、10月は前年比8.4%増

米国の証券市場における10月のオプション取引高は一日平均で1,628万枚となり、前年同月に比べて8.4%の増加。 5ヶ月ぶりに前年同月の取引高を上回りました。(前月比では13.2%増)

株価の上昇トレンドが続くなか、10月の米国株式市場では好調な企業決算となった銘柄を中心にオプション取引が膨らみました。 ただ月の後半は11月2~3日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)や2日の中間選挙を控え、様子見ムードも広がりました。

個別株オプションの取引高トップ5は、Citigroup (C)、Bank of America (BAC)、Apple (AAPL)、Microsoft (MSFT)、Baidu, Inc. ADS (BIDU)の順となりました。

ADRとしてNasdaqに上場している中国の検索エンジン大手、Baidu(バイドゥ,BIDU)の株価が過去最高値を更新するとともに、オプションの取引高も急増しています。

参照: ISEプレスリリース(PDF)
CBOEプレスリリース