2007年上半期の日経225オプションの取引高は、一日平均で約11万4千枚に上り、前年の取引高をやや上回る水準となっています。

月毎の取引高では、3月の取引高が一日平均で約16万枚と飛びぬけて多く、6月の約8万7千枚と比較して2倍近い取引高になっています。
今年3月には、円キャリートレードの解消に伴う世界的株安により、日経平均株価が大きく値を下げました。 これに伴い、「ヘッジ目的」のオプション取引が急増したことが原因と見られています。

また、昨年7月に取引が開始された「日経225ミニ取引」は、2007年上半期の一日平均取引高が約14万5千枚となっており、前年の5万5千枚を大幅に上回りました。
日経225ミニは、日経225先物の10分の一単位で取引を行うことができるため、小口の個人投資家にも人気の高い投資対象になっています。

参照: 大証:月間売買高・取引高