日経225オプション、年度ベースで過去最高の取引高を記録

2007年度の事業年度ベースで、大証の日経225オプションが過去最高の取引高を記録しました。 記録の更新は2年ぶりとなります。

昨年9月にスタートしたイブニング・セッションの取引高が順調に推移し、現在は日中取引の4%前後にまで増えています。 取引時間の延長により、オプションの取引高が底上げされた形となりました。

大証のデリバティブ市場全体で見ると、年度ベース初めて1億枚の取引高を達成し、こちらも過去最高を記録しています。 大証は今後、海外ETFやETFオプションを上場し、2009年にはインターナショナル・セキュリティーズ取引所と共同で株式オプションの新市場を設立する予定です。

投資家の「日本株離れ」が進み、株式市場の出来高が低調に推移する一方、デリバティブ市場の拡大傾向は今後も続きそうです。

参照: 大証ニュース