大証、CMEグループと相互協力協定を締結

大阪証券取引所は3日、米CMEグループと相互協力協定を締結すると発表しました。

現在、CMEグループが運営する電子取引所「Globex」には大証の日経225先物・オプション取引が上場されています。 今後はさらに関係強化を進め、日米の取引所を通じた24時間取引や、新商品の共同開発に取り組むとのことです。

大証は先月、米インターナショナル・セキュリティーズ取引所(ISE)との業務提携を解消し、共同で株券オプションの新市場を設立するという計画を白紙撤回しました。

新市場を開拓する代わりに、まずは日経225を中心とする株価指数先物・オプションの分野を強化し、そこからデリバティブ市場の拡大に繋げていこうという戦略にシフトしています。

参照: NIKKEI NET