米国市場の証券オプション取引高、3月は前年比11.6%増

米国の証券市場における3月のオプション取引高は、前年同月に比べて11.6%増の3億4,603万枚となり、2ヶ月連続で前年の水準を上回りました。
一日平均では1,573万枚の取引高を記録しています。(2月は1,350万枚)

米国では金融危機によるマネー収縮の影響で、一時はオプション取引も急減しました。 しかし、今年2月以降はオプション市場の売買高が増加に転じ、現在は昨年のピーク時の水準まで回復しています。

株券オプションの取引高トップ5は、General Electric (GE)、Citigroup (C)、Bank of America (BAC)、JP Morgan Chase (JPM)、Wells Fargo & Company (WFC)の順となっており、政府支援系の銘柄も多く取引されています。

参照: ISEプレスリリース(PDF)
CBOEプレスリリース