米国の証券オプション取引高、11月は前年比26.5%増

米国の証券市場における11月のオプション取引高は一日平均で1,676万枚となり、前年同月に比べて26.5%増と大幅に上昇。 2ヶ月連続で前年同月を上回り、高水準の取引高が続いています。(前月比では3%の増加)

先月の米国市場ではユーロ危機や中国のインフレ抑制策といったマイナス材料が意識されましたが、株式市場はそれほど大きな反応をせず、総じて堅調を維持しました。
また自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が株式市場への再上場を果たしたことを受け、GM株のオプション取引が11月29日に開始されました。

インデックス・ETFオプションの取引高トップ5は、S&P 500オプション(SPX)、S&P 500連動型ETFオプション(SPY)、ボラティリティ指数オプション(VIX)、Nasdaq 100連動型ETFオプション(QQQQ)、Russell 2000連動型ETFオプション(IWM)の順となっています。

参照: ISEプレスリリース(PDF)
CBOEプレスリリース