米国の証券オプション取引高、5月は前年比11.5%減

米国の証券市場における5月のオプション取引高は3億5,931万枚、一日平均で1,711万枚となり、前年同月に比べて11.5%の減少となりました。(前月比は2%増)

昨年5月には、コンピューター取引が引き起こした“フラッシュ・クラッシュ”と呼ばれる暴落が米国市場で発生し、パニック的な売り買いによって過去最高のオプション取引高を記録しました。
その反動で先月は前年同月比11.5%減の取引高となりましたが、5月の月間取引高としては過去二番目となっており、依然として高水準の取引高が続いています。

個別株オプションの取引高トップ5は、Apple (AAPL)、Citigroup (C)、Bank of America (BAC)、Cisco Systems(CSCO)、Intel Corp (INTC)の順でした。

参照: OIC プレスリリース
CBOE プレスリリース