日経225オプションの平均IV 1年5ヶ月ぶりの低水準に

日経225オプションの平均インプライド・ボラティリティ(IV)が7月19日の終値ベースで20.0%となり、約1年5ヶ月ぶりの低水準となりました。
(参考:ボラティリティ・チャート

欧州の債務危機に対する市場の関心が一旦薄れたことに加えて、前日の米国市場での株価上昇が追い風となり19日の東京市場は上昇。
日経平均株価は依然として安値圏にありますが、市場の先行きに対する過度な不安感は和らぎつつあります。

日経225オプションの平均IVは、2011年2月15日にリーマン・ショック後の最低値である18.3%を付けましたが、その後はほとんどの期間において20%以上で推移しています。