日経225オプションの年間取引高、11年連続で過去最高を更新

日本取引所グループの発表によると、2013年の日経225オプション取引高は5,726万9,727枚(一日平均23.4万枚)に上り、11年連続で過去最高を更新しました。 対前年比では17%の増加となり、一日平均の取引高が20万枚を上回ったのは史上初めてとなります。

先物等を含めた「デリバティブ市場」においても、過去最高となる3億6,619万単位を記録。 4-9月期のデリバティブ取引高は、半期としては初めて2億単位を突破しました。

取引の増加は、主に株価の上昇を背景に外国人投資家の取引が増えたことが要因となっていますが、最近では国内の個人投資家の間でも新規にオプションを始める人が増えています。

2014年3月24日には、いよいよ東証と大証のデリバティブ市場が統合されます。 東証の株式オプション(かぶオプ)に大証のシステムが融合されることで、オプション市場の裾野が広がることが期待されます。

参照: 東証ニュース