日経225オプション取引高、2013年上半期は過去最高

東証が今月発表した「マーケットハイライト」によると、2013年上半期に取引された日経225オプションは一日平均で29万4,571枚となり、過去最高を記録しました。 前年同期比では47.2%増となっています。

取引参加者の部門別では、海外投資家が73.8%、証券会社が12.1%、そして個人投資家が11.9%で三番目となっています。
一方、日経225mini先物では個人の取引割合が20.4%となっており、オプションに比べて個人の参加率が高いです。 投資家の認知度だけでなく、取引単位や証拠金の違いも原因の一つと考えられます。(ラージ先物の個人投資家率は11.4%で、オプションとほぼ同じ。)

日経225オプションは今年7月に銘柄拡充が実施され、取引可能な限月・権利行使価格が追加されました。 今後はさらに取引が増える可能性もあり、年間を通じても過去最高の取引高を記録するのは確実と見られています。

参照: 東証マーケットハイライト