大阪取引所 今月から有価証券オプションの取扱いを拡大

日本取引所グループ傘下の大阪取引所(旧 大阪証券取引所)は、今月から有価証券オプションの取扱いを拡大します。

2017年3月1日より、「日経225連動型ETF(1321)」のオプションがマーケットメイク対象銘柄に追加され、今後はより狭いスプレッド(売注文と買注文の価格差)での注文提示が期待されます。 このETFは、日本で最も純資産残高の大きい銘柄(約4兆円)となっており、オプションの潜在的な需要も高いと考えられます。

日経平均株価に連動するETFでは、「上場225 ETF(1330)」の有価証券オプションがマーケットメイク対象銘柄としてこれまでも取引可能でしたが、「日経225 ETF(1321)」はその10分の一の単位で売買されることから、より少ない資金で日経225のオプションを取引できるという特徴があります。

また、2017年3月13日からは日本郵政株式会社(6178)、株式会社かんぽ生命保険(7181)、株式会社ゆうちょ銀行(7182)の郵政3社株に加えて、「NEXT FUNDS JPX日経インデックス400連動型ETF(1591)」が新たに有価証券オプションの対象銘柄に加わります。

有価証券オプションの対象拡大については、以下のリンク先で詳しい情報が公開されています。

参照: 大阪取引所 『かぶオプ スクエア』