東証が株式オプションのシミュレーターを公開

東証は9月1日より、株式オプションなどを擬似的に取引できる「有価証券オプション シミュレーター」を公開すると発表しました。 シミュレーターは同社ホームページ上にて一般公開され、誰でも無料で利用できるようになります。

国内では個別株のオプション取引がほとんど行われていません。 そこで、東証は仮想取引を通じてオプションの仕組み、メリット、そしてリスクを理解してもらうよう努めるとのことです。
ただシミュレーターで取引できるのは架空銘柄に限られるため、実戦スキルを養うソフトというより、あくまでもオプションの知識を確認するための練習ソフトという位置づけになると思います。

海外ではシカゴ・オプション取引所(CBOE)が株式オプションの仮想取引ツールを提供しており、こちらは実在する株式銘柄を対象にシミュレーションを行えるようになっています。(CBOE Virtual Trade

参照: 東証ニュース