CBOE、新たなボラティリティ指数オプションを上場

シカゴ・オプション取引所（CBOE）は今月27日、Nasdaq 100ボラティリティ指数とRussell 2000ボラティリティ指数を原資産とするオプション取引を開始しました。

CBOEではS&P 500ボラティリティ指数（VIX）を原資産とするオプション取引が2006年2月よりスタートし、マーケットの「恐怖心」を示す指標として今では活発な取引が行われています。
2007年7月6日からは、Nasdaq 100とRussell 2000をベースとするボラティリティ指数の先物取引が上場されています。

新たにNasdaq 100とRussell 2000を対象とするボラティリティ・オプションが加わったことで、米国市場におけるヘッジの手法が多様化することになりそうです。
Nasdaq 100ボラティリティ指数オプションは“VXN”、Russell 2000ボラティリティ指数オプションは“RVX”のシンボルで取引されます。