恐怖指数「VIX」のミニ先物取引が3月2日からスタート

シカゴ・オプション取引所(CBOE)は25日、恐怖指数として知られる“ボラティリティ指数(VIX)”のミニ先物取引を3月2日からスタートすると発表しました。

VIXのミニ先物取引(シンボル:VM)は、従来のVIX先物取引に比べて売買単位が10分の一となる取引。 VIXはS&P 500指数のオプション価格からリアルタイムで算出される指数で、S&P 500指数の将来的なボラティリティ(変動率)を投資家がどう見ているかというコンセンサスを示します。(参考:VIXとは?

マーケットの水準や方向性に影響されず、相場の変動率そのものを対象としているのがVIXの特徴です。 VIXの先物・オプション取引を利用することで、株式のポートフォリオから完全に独立したヘッジを行うことが可能です。
ミニ先物取引の導入により、今後は個人投資家による売買や、VIXオプションとの組み合わせ売買なども容易になります。

参照: CBOE プレスリリース