2014年の米国オプション市場、史上二番目の取引高を記録

昨年の米国市場では、史上最高値を更新したダウ平均や、過去最大のIPO(新規株式公開)を実施したアリババ株などが日本でも話題となりました。

オプション市場では、年間の総出来高が42億6,536万枚となり、2011年に次いで史上二番目の取引高を記録しました。前年比では3.8%の増加となり、4年連続でオプション取引高が40億枚を超えました。

指数オプションでは、シカゴ・オプション取引所(CBOE)に上場するS&P 500オプション(SPX)、およびボラティリティ指数オプション(VIX)が昨年10月に過去最高の月間取引高を記録。さらに、指数オプションの合計でも過去最高を更新しました。

2014年は、通常の限月ベースのオプションに加えて、"Weekly"というオプションが急拡大しました。Weeklyオプションとは、その名の通り、週ごとの満期で取引されるオプションのことです。日本でも日経225オプションのWeeklyオプションが今年5月末までに取引開始となる予定です。(参考:大阪取引所が日経225オプションの週次取引を導入

参照: OIC プレスリリース