日本の株価指数オプション

株価指数オプションとは、株式市場の全体の値動きを示す指標である株価指数を原資産とするオプションのことです。
指数が原資産なので、現物の受け渡しが行われないという特徴があります。

日本で取引される株価指数オプションには、大阪証券取引所に上場している日経225オプション日経300オプション、そして東京証券取引所に上場しているTOPIXオプションがあります。


日経225オプション

日経225指数というのは、日本の代表的な上場企業225社の株価から算出される株価指数のことです。  一般に「日経平均」とも呼ばれています。
日経225オプションは、日経225指数を対象とするオプションです。
日経225オプションは現在日本で最も活発に取引されているオプションで、1日に10万枚を超える取引が行われています。 一般の個人投資家でも、ネット証券会社などを通じて比較的簡単に取引することができます。

2007年の日経225オプション取引高は2,918万1,438枚に上り、前年の取引高(2,823万枚)を3.4%上回り、過去最高の取引高を記録しました。 一日平均では約11万9,000枚の取引高がありました。


日経300オプション

日経300は日本株の株価指数の1つで、選定された上場企業300社を対象にして算出した指数のことです。
日経300オプションは対象が日経300指数になっただけで、基本的には日経225オプションと同じようなものです。
しかし、日経300オプションは日経225オプションと比べて取引量がずっと少なく、取扱商品としている証券会社もほとんど無いため、現状ではトレード対象から除外されます。

2007年の日経300オプション取引高は、前年比60.2%減の160枚でした。 一日平均で1枚以下の取引高しかなく、ほとんど開店休業状態となっています。

TOPIXオプション

日経225や日経300は特定企業の株価を元に算出されますが、TOPIX(東証株価指数)は東証1部上場銘柄の全体の時価総額を元に算出されます。  東証1部に上場している全ての株式を対象にしているため、市場全体の動きを的確に示すという特徴があります。
TOPIXオプションは、このTOPIXを原資産とするオプションです。

TOPIXオプションの取引高は少なく、現在は一般の投資家が取引できる環境にはなっていません。

TOPIXオプション取引高(2007年)
↑TOPIXオプションの取引高推移。(東京証券取引所 マーケット・ハイライトより)

2007年のTOPIXオプションは前年比6.5%となる19,555枚の出来高となりましたが、一日平均では50枚にも満たず、取引するのに十分な流動性ではありません。


日本の株価指数オプションのまとめ

  • 日本の株価指数オプションには日経225オプション、日経300オプション、TOPIXオプションがある。
  • 日経225オプションは日本で最も活発に取引されているオプションで、ネット証券会社などを通じて取引することができる。
  • 日経300オプションとTOPIXオプションは取引量が少なく、現在一般の投資家が取引できる状態にはなっていない。