15.ギリシャ指標(デルタ、ガンマ、ベガ、セータ)
■ 4つのギリシャ文字
プレミアムの変動率を示す指標には、デルタ・ガンマ・ベガ・セータの4つがあり、まとめてギリシャ指標(Greeks)と呼ばれている。
次の表は、4つのギリシャ指標の意味と特徴をまとめたものだよ。
指標 |
指標の意味 |
特徴 |
デルタ |
原資産の価格変動に対する、オプション価格の変動率。
通常、0〜1までの数字で表される。 |
コール・オプションは正のデルタ値を持ち、プット・オプションは負のデルタ値を持つ。 |
ガンマ |
原資産の価格変動に対する、デルタの変動率。 |
デルタとは異なり、ガンマはコールに対してもプットに対しても常に正の値となる。 |
ベガ |
インプライド・ボラティリティの変動に対する、オプション価格の感応度。 |
常に正の値となる。 |
セータ |
タイム・ディケイ(時間の経過)によって1日ごとに失われるオプション価格。 |
常に負の値で表され、数値は1日ごとに減少する実際のオプション価格を表す。 |
というか覚える気ないんだけど。
この中で、実際のトレードで意識するのはデルタくらいじゃないかな。
ガンマとベガは、証券会社のツールや市販ソフトなどがリスク/利益の計算をする際に使われることがあるけど、トレーダーは結果だけ見れば事足りてしまう。
また、セータはタイム・ディケイを理解するのに役立つ指標だよ。
<ギリシャ指標の参照>
- 1.オプション取引の利点
- 2.オプションの基本
- 3.コール・オプション
- 4.プット・オプション
- 5.損益のまとめ
- 6.時間価値と本質的価値
- 7.カバード・オプション
- 8.ボラティリティとは?
- 9.ボラティリティの活用
- 10.株の保険1
- 11.株の保険2
- 12.投機としての買い
- 13.売りで利益を得る
- 14.売りの損失を限定する
- 15.ギリシャ指標(デルタ、ガンマ、ベガ、セータ)
- 16.デルタの活用
- 17.オプション取引入門 まとめ
